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屋根工事にかかる日数の目安はどのくらい?

「屋根の葺き替え工事にかかる日数は?」

「屋根工事の費用の目安は?」

「各工法のメリット・デメリットが知りたい」

普段の掃除はおろか、大掃除のときにもなかなか素人が手を出せない屋根の補修。

本記事では、屋根の工事に関するあれこれを解説していきます。

自宅の屋根が傷んできている方、修理やリフォームを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

リフォームのことならお任せください。

隆建設代表 中田光広

隆建設は、もともと屋根・壁など外装専門リフォーム会社としてスタートしました。
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【工法別】屋根の葺き替え工事にかかる日数

一口に屋根の葺き替え工事といっても、一般的に以下の2つの工法に分けられます。

  • ・葺き替え工法
  • ・重ね置き工法(カバー工法)

葺き替え工法は、古い屋根を撤去して新しい屋根を取り付ける工法です。

一方、重ね置き工法は現在の屋根のうえに防水紙や新たな屋根を被せる工法です。

ここからは、より詳しくそれぞれの工法について見ていきましょう。

葺き替え工法

屋根の葺き替え工事にかかる日数は、屋根の大きさ、形状、建物の高さ、天候などによって異なりますが、一般的には7日〜10日程度が目安です。

葺き替え工法は、古い屋根材を取り外し、断熱材や防水シートを新しくし、新しい屋根材を葺き直す工法です。

屋根材の素材や工程によっても日数は異なるため、事前に工事業者と打ち合わせを行い、工期の見積もりを正確に出すことが大切です。

▼関連記事
屋根葺き替え工事とは?費用や実施タイミングを徹底解説!

重ね置き工法(カバー工法)

重ね葺き工法(カバー工法)は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せる工法です。

そのため、解体作業が必要ない分、建物にかかる影響が少なく、工期も短くなります。

一般的には、5〜10日程度で工事が完了します。

しかし、屋根材を重ねることで屋根の重さが増すため、建物の構造によっては重量制限がある場合があります。

また、屋根材の状態によっては葺き替えが必要な場合がありますので、屋根材の状態によって最適な工法を選択することが重要です。

各工法のメリット・デメリット


ここまで、葺き替え工法、重ね置き工法、それぞれの日数および工法を解説してきましたが、どちらの工法を選べば良いか悩む方も多いでしょう。

そこでここからは、それぞれの工法のメリットとデメリットを解説していきます。

どちらも一長一短であるため、状態や予算などと照らし合わせながら自分に合った方法を選びましょう。

葺き替え工法

まずは葺き替え工法のメリットとデメリットから解説していきます。

葺き替え工法は、屋根材を撤去して新しい材料を使用する屋根工事方法です。

そのため、屋根の性能や外観を復元することができるという利点がありますが、一方で解体作業が必要なため工期が長くなるというデメリットがあります。

また、費用も比較的高くなるため、予算に余裕がない場合には選択しづらい工法となります。

このように、葺き替え工法にはメリットとデメリットがあるため、慎重な判断が求められます。

メリット デメリット
耐久性が高く、長期的なメンテナンスが不要 解体作業が必要なため、工事期間が長くかかる場合がある
廃棄物量が少なく済み、リサイクルにも適している 古い屋根材の撤去時に、建物の中に塵や泥が入り込んでしまうリスクがある
屋根構造に問題があった場合にその修理が可能 建物の耐荷重や寸法に制限がある
建物の印象が変わり、リフォーム効果が期待できる 新しい屋根材を載せるための下地材を必要とするため、コストがやや高くなる

重ね置き工法(カバー工法)

次に、重ね置き工法のメリットとデメリットを解説していきます。

屋根工事における重ね置き工法は、既存の屋根材の上から新しい屋根材を敷き詰め、既存の屋根材をそのままにする方法です。

この方法のメリットは、撤去作業を省略でき、工期を短縮できる点です。

しかし、下地の劣化による屋根材の凸凹や凹凸が新しい屋根材に影響を及ぼす可能性があること、結果的に屋根の重量が増加することも考慮する必要があります。

メリット デメリット
屋根材を撤去する手間がないため、工期が短縮される 既存の屋根材はそのままのため、屋根の重量が増加してしまう
屋根材の補修や剥がれが少なく、漏水のリスクが低下する 重なった屋根材から風や水の浸入が発生する可能性があり、防水性能が低下するリスクがある
比較的安価 屋根面積により建物全体のバランスを損なう場合がある

重ね置き工法は、基本的には既存の屋根材に問題がない場合に限られるため、屋根に問題がある場合には、葺き替え工法が適切な場合があります。

屋根工事の費用の目安

次に、屋根工事の費用の目安を解説します。

こちらも以下2つの工法に分けて見ていきましょう。

  • ・葺き替え工法
  • ・重ね置き工法(カバー工法)

それぞれ確認してください。

葺き替え工法

葺き替え工法では、現在の屋根材を全て撤去し、新しい屋根材を施工するため、リフォーム費用は重ね葺き工法に比べて全体的に高くなる傾向があります。

費用は、屋根の材料、施工面積、葺き替え工事にかかる日数、現在の屋根材の状態によって変動します。

ただし、葺き替え工法は、屋根の寿命を延ばすことができ、見た目や性能の面でも優れているため、長期的な視点から考えると、費用対効果的にも優れているといえます。

一般的には、30坪で150〜250万円程度とされています。

重ね置き工法(カバー工法)

重ね置き工法は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法で、葺き替え工法に比べて工期も費用も抑えられます。

そのため、一般的に屋根工事の費用としては、葺き替え工法に比べて割安になる傾向がありますが、屋根材の素材や品質、施工する面積、地域によっても異なるので、専門業者に見積もりを依頼することが大切です。

また、重ね置き工法は既存の屋根材をそのままにするため、その屋根材の状態や寿命によっては施工できない場合があります。

一般的には、30坪で80〜120万円程度とされています。

屋根工事の際に覚えておきたいこと

最後に、屋根工事の際に覚えておきたいことを解説します。

【重要な3つのポイント】

  • ・近所の人に声をかけておく
  • ・相見積もりをとる
  • ・見積もりの内訳を確認する

それぞれ解説していきます。

ポイント①近所の人に声をかけておく

屋根工事は、建物の外観に大きな影響を与えるだけでなく、近隣住民にも影響を与えることがあります。工事中の騒音やゴミの発生など周囲の環境に配慮が必要です。

そのため、工事前には近隣の住民に声をかけ、工事の日程や内容を説明することが大切です。

また、工事期間中にも騒音やゴミの排出に注意し、近隣住民とのコミュニケーションを密にとることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

ポイント②相見積もりをとる

屋根工事には、複数の業者から見積もりをとることが重要です。

複数の業者から見積もりを取ることで、価格・技術力・対応などを比較検討できます。

とくに、安さだけにこだわって業者を選んでしまうと、工事途中に追加料金が発生したり、施工後の保証やアフターフォローが不十分だったりすることがあります。

そのため、一見高額な見積もりでも、実際にはコストパフォーマンスが高く、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

ポイント③見積もりの内訳を確認する

屋根工事を行う際には、複数の業者から見積もりを取り、その内訳を確認することが重要です。

見積もりの内訳には、諸経費・材料費・人件費・利益などが含まれます。

明確な内訳を確認することで、価格の適正性やどの部分を重視して費用がかかっているかなどを判断することができます。

また、契約前にさまざまな疑問点や不明点がある場合は、業者に直接質問し、納得がいくまで確認することが重要です。

見積もりがわかりにくかった場合は、業者とともに内容を詳しく説明してもらうことが大切です。

▼関連記事

屋根工事の日数は工法や規模によりけり

屋根工事の日数は、工法や規模によって異なります。

屋根材の種類や耐久年数、既存屋根の状態、傷み具合、補修箇所などによっても工期は変わってきます。

また、屋根工事に使う道具や機材、工事現場のアクセスや環境によっても工期に影響します。

そして、天候の影響も大きく、雨や風が強い日は工事ができないため工期が延びることがあります。

外部の要因によって変化するため、その都度状況に応じて工事が早まるか遅れるか確認しましょう。

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