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屋根が台風で被害を受けたら|対処法や屋根修理費用を抑える方法を紹介

台風被害を受けたら、まずは、安全を確保して支援の手配を行いましょう。落ち着いたところで屋根の修理が必要な場合は、自分でできる応急措置を行って速やかに修理業者に依頼することが必要です。
台風の影響で被害が拡大している場合は、最寄りの自治体に問い合わせて適切なアドバイスを受けてください。
本記事では、台風による被害で、屋根工事が必要になった場合の対処法とかかる費用について解説します。

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台風で屋根に被害があった場合の対応

台風被害で屋根トラブルが起きた場合は、以下のポイントを踏まえて慌てずに対応しましょう。

危険がある場合は消防へ連絡

台風によって飛来物の落下や人的事故が起きた場合、または危険性がある状況には、消防(119番)に連絡して下さい。災害時には慌ててしまうこともあるでしょう。連絡して良いか迷った場合にも、消防に連絡して適切な対応を待つことが大切です。
また、台風で屋根に被害がある場合は、危険性を伴いますので自分で処理せずに消防の指示に従うようにしましょう。

被害状況の確認

消防に連絡した後、まずは、被害状況を確認しましょう。危ない場所には近寄らないで、安全を確保しながら建物の被害についてチェックしてください。まずは、外から見て外壁や屋根に異常がないか確認します。家の中に入って大丈夫な場合は、雨漏りの有無と、どこから雨水が流れているか点検します。写真で被害状況を撮っておくと、後で修繕作業をする際に業者に説明しやすくなります。また、自宅周辺の被害状況について、近隣住民と情報交換をしながら、被害がさらに拡大しないように注意を促しましょう。

修理業者へ連絡

一通り、台風被害の状況と建物の問題が見えてきたら、修理業者へ連絡します。修理業者に被害状況を伝えて、応急措置のアドバイスを受けて下さい。台風被害の今の状況からさらに二次災害が起きないように、自分でできる対処法について聞いて、業者が来るまでに応急措置をしておくことをおすすめします。

火災保険の内容確認

加入している保険が台風被害で利用できるのかもう一度内容を確認しましょう。
台風の被害が対象となる火災保険もありますので、適用される場合は速やかに手続きを行ってください。保険の要件に「風災」と記載されていれば、おそらく利用できます。詳しくは保険会社に連絡して手続きの方法について確認しましょう。

応急処置

台風の被害をさらに拡大させないように、応急措置を行いましょう。
台風によって雨漏りすることがよくあります。雨漏りがしている場合は、受水ができるようにバケツを設置します。雨漏りの範囲が広がっている場合は、布類を置いたりブルーシートを敷いておくと、床下への影響を少しは抑えることができます。
また、床下浸水している場合は、所有物や家具などを動かしたくなりますが、レスキューの方が来るまで無理せずに放置しておいた方が安全です。
応急措置は、あくまでも一時対策です。大きな被害については、身の安全を優先して、できる範囲での措置を心がけましょう。

屋根の修理にかかる費用の相場

では、台風で屋根の修理をする際にかかる費用の相場について解説します。
台風はいつやってくるかわかりません。台風が通りやすい地域にお住まいの方は、事前に台風対策と一緒に費用について確認していくことをおすすめします。

台風被害の状況によって、部分的な修理で済む場合と、屋根の葺き替えが必要な場合について紹介します。

部分修理の場合

台風で屋根の一部に問題が発生した場合は、比較的、費用は安くなります。

  • ・瓦の部分修理:3万~30万円程度(枚数によって違う)
  • ・スレートの部分修理: 3万~30万円(規模によって違う)
  • ・棟の修理:20万~30万円
  • ・釘、ボルト直し:10万円~50万円
  • ・軒天の修理:10万円~30万円(規模によって違う)
  • ・雨漏りの修理:20万~200万円(雨漏りの程度で違う)
  • ・屋根の塗り替え:40万~80万円

葺き替えの場合

台風で、屋根のほとんどが崩れた場合や、部分的な破損などでも、屋根の劣化が進んでいる場合は、この機会に屋根の葺き替えを検討すると良いでしょう。

  • ・葺き替え:140万~200万円
  • ・瓦の引き直し:100万~170万円
  • ・カバー工法(新しい屋根材を設置する):80万~120万円

屋根の素材の違いによる強度や修理費用の違い

屋根の修理は、屋根の種類や被害状況によって見積もりが変わります。一般的な修理費用について解説します。

スレート

スレート屋根は、台風の被害の大きさによって部分的に修理することも可能です。
また、もともと築年数が古く屋根が劣化していて、さらに台風で傷みや破損がひどい場合は、新しく屋根を葺き替えたリフォームが必要になります。

  • ・スレートの差し替え:2万~5万円程度
  • ・棟板金の交換:15万~30万円程度
  • ・重ね葺き:80万~120万円程度
  • ・屋根の葺き替え:150万~180万円程度

台風で屋根の瓦が落下してしまった場合は、瓦自体は再利用できます。瓦の敷き直しや部分的な交換等の費用代になります。瓦屋根は、屋根の種類の中でも荷重が重いので、全面的に交換が必要な場合は、違うタイプの屋根材に交換することも相談すると良いでしょう。

  • ・瓦の敷き直し:40万~150万円程度
  • ・瓦の部分的な交換:2万円~30万円程度
  • ・漆喰の補修:20万~90万円程度
  • ・屋根の葺き替え:120万~220万円程度

金属

トタン屋根の施工は、屋根材を重ねて固定してあるため比較的に外れにくくなっています。ただし、トタンが劣化していた場合は、台風や強風で飛ばされてしまうこともあります。
台風では、棟板金が飛来することが多いです。屋根材の劣化がひどい場合は、屋根全体の葺き替えが必要になります。

  • ・棟板金工事:12万~30万円程度
  • ・重ね葺き:75万~180万円程度
  • ・屋根の葺き替え:80万~200万円

修理費用を抑える方法

自然災害など、突然のトラブルで修理費用を準備するのが難しいこともありますね。
前もって、災害対策のために火災保険や補助金の利用がおすすめです。

火災保険を使う

台風被害で屋根の修理が必要な場合、火災保険に加入しておくと費用負担を抑えることができます。保険が支払われる条件については、「風災」の対象となること、屋根修理が3年以内に必要であること、屋根修理費が20万円超えること、代行申請ではなく加入者本人が申請すること等があります。
瓦屋根の修理費用を火災保険でカバーできるケースもあります。加入している保険内容について確認しましょう。

※火災保険でカバーできる一例

  • ・強風で瓦、棟板金、漆喰のズレ・浮き・剥がれが生じている場合
  • ・台風で瓦が飛んでしまって雨漏りが起きている場合
  • ・強風で家の雨どいが破損している場合

逆に、火災保険が適用されないケースは以下の通りです。台風被害を利用して保険支給を希望することはできません。厳しく条件が審査されますので、不適切な申請は控えましょう。

  • ・台風の影響ではなく、家の寿命による経年劣化であると判断された場合
  • ・台風被害から3年以上経過している場合
  • ・台風被害にかかる修理費用が免除される金額よりも安い場合
  • ・台風被害ではなく、自分の不注意で修理が必要な場合

補助金・救済制度を利用できるか確認する

台風など自然災害で被害を受けた方を対象に、自治体より補助金や給付金が支給されています。「被災者生活再建支援金」は、災害で住宅が全壊するなどで生活できない状況にある方へ支援金(最大300万円)が支給される制度です。また、災害で住宅が半壊し修理する費用がない方には自治体から修理業者に委託してくれる制度もあります。
もし、台風被害の修理費用で困った場合は、管轄の自治体へ問い合わせて支援内容を確認すると良いでしょう。

屋根の修理業者の探し方

台風で屋根の修理業者を探す場合は、同じように台風被害にある方が修理業者へ殺到するケースもあります。まずは、居住地の市町村役所に問い合わせて、台風被害の状況と合わせて、修理依頼の方法について相談してください。

自治体のHPに掲載されていないかを確認する

台風や地震など災害時には、自治体より支援内容が掲載されていますので確認してみて下さい。
気を付けたいことは、災害時には、悪徳工事業者やウソの支援金の情報などが出回ることもあります。自治体の情報であれば、信頼性が高いので安心して相談することもできます。
内閣府の防災のお知らせでは、住まいと生活の再建に向けて、利用者に役立つ情報を発信しています。万が一に備えて確認しておくことをおすすめします。

地場の業者を使う

信頼度や安心感という視点では、地元密着の業者がおすすめです。台風被害の状況も把握していて、同じような状況の被害者に対して理解ある対応が期待できます。
また、地元の業者であれば、地域住民の目があるので、不良工事や悪徳な対応はしないと考えることもできます。
そういった意味からも、普段から地元の業者との繋がりを持っておくと万が一に備えて安心できます。

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紹介サイトを使う

ホームページで屋根修理業者を探す場合は、信頼度が図れないため、できれば実際に出向いて確認できるのが理想的です。目的の屋根修理業者の事務所を確認するポイントは、同じ敷地内に屋根材を保管する倉庫があると、本業として営業していることがわかります。そのあとは実際に相談して見積もり依頼すると良いでしょう。建設業許可取得の有無や、実績や景観などを確認することをおすすめします。

雨漏りを放置するリスク

台風によって雨漏りトラブルが発生した場合は、速やかに屋根修理業者に問い合わせて、修理対応してもらうようにしましょう。
雨漏りをそのまま放置すると、建物の外壁、床下、天井、屋根材などに雨水が侵入してカビや腐食を繁殖させてしまいます。木材が腐ると害虫が発生し、悪臭がしたり衛生面も低下します。状況が悪化すると、建物の寿命にもかかわる問題になりますので、できるだけ早めに補修工事または、屋根の葺き替え工事などで対応しましょう。

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屋根の修理を依頼する際の注意点

屋根修理は、部分的な補修が必要な場合は、ご自分で修理しようとする方もいらっしゃいます。特にDIYの得意な方は、すぐにでも手を出して直したくなるでしょう。
ただし、屋根の修理は高所作業で危険が伴うため、専門業者を呼んで対応してもらう方法をおすすめします。必要なことは、屋根修理業者が対応するまでの間、被害が悪化しないように雨漏りの応急措置をすることです。

屋根の台風対策は応急措置と専門業者に依頼しましょう

台風被害で屋根の修理が必要になった場合、危険な作業には手を出さないで、雨漏りの応急措置や2次災害が起きないように気を付けましょう。
屋根修理を依頼する際は、経験や実績のある業者を選んで相見積もりをしてください。
災害時には、あわてて修理を頼んでしまうと、適切な対応をしてもらえないこともあります。まずは、災害が起きた場合に必要な手順を踏まえて、自治体の支援や、地元の修理業者などに相談して、屋根工事のプロセスを踏んで行きましょう。

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