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キッチンリフォームは何年でリフォームするとよい?耐用年数も紹介

キッチンリフォームを検討する際、最適なタイミングや設備の耐用年数を把握することが重要です。この記事では、キッチンリフォームの目安となる年数や、設備ごとの耐用年数について詳しく解説します。リフォームのきっかけやポイントも併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。理想的なキッチンを実現するためのガイドとしてお役立ていただければと思います。

キッチンは何年でリフォームする?

キッチンをリフォームする最適なタイミングは、一般的に15〜20年とされています。
この期間が経過すると、設備の老朽化やデザインの時代遅れ感が目立ってきますが、リフォームによって機能的にも見た目にも新しさを取り戻すことが可能です。
また、最新のキッチンはエネルギー効率が良く、使い勝手の改善が期待できるため、日々の料理がより快適に、そして効率的に行えます。

キッチンのリフォームを検討するきっかけ

キッチンのリフォームを考えるべき瞬間はさまざまです。
日々の料理を支えるキッチンが、もはやその役割を果たせなくなったと感じた時、リフォームの必要性を感じるかもしれません。
ここでは、具体的にどのような状況でリフォームを検討すべきか、詳しく見ていきましょう。

老朽化

キッチンの老朽化は、見過ごすことが難しいほど明らかな症状があります。扉の歪みや塗装の剥がれ、ヒンジの不具合などが顕著になり、これらは安全にも影響を及ぼす可能性が高いです。加えて、古くなったキッチンは断熱性や防音性も低下し、エネルギー効率の低下を引き起こします。リフォームによりこれらの問題を解決し、より快適で機能的なキッチンへと生まれ変わらせることができるでしょう。

汚れ

キッチンの表面や隙間に蓄積した汚れは、掃除をしてもなかなか落ちないことがあります。油汚れは時間とともに硬化してしまうので除去が困難です。これらの汚れが生活空間の美観を損ねるだけでなく、衛生問題を引き起こすこともあります。リフォームを通じて、素材を更新することで、掃除がしやすく衛生的なキッチンに生まれ変わらせることが可能です。

水漏れ

蛇口や配管からの水漏れは、キッチンの構造的な問題を示していることが多く、これを放置すると床や壁に損傷を与える可能性があります。また、湿度が高い環境はカビの発生を促進し、家族の健康を害することもあるので注意しましょう。早期のリフォームでこれらの問題を根本から解決することが求められます。

関連記事:水回りのリフォームを検討すべきタイミングと費用相場を解説

故障や不具合

ガスコンロの火がつきにくい、冷蔵庫のドアが閉まりにくいなどの設備の故障や不具合は、使用感に直接影響します。また、故障が進行すると、修理費用が高額になることもあるでしょう。これらの問題を早期に察知し、リフォームで最新の設備に置き換えることで、効率的かつ安全なキッチン環境を保てます。

使い勝手の悪さ

キッチンの使い勝手は、日々の料理活動に大きく影響します。作業台の高さが合わない、収納スペースが不足しているなど、現状のキッチンが使用者のニーズに合わなくなった場合、リフォームを通じて最適化することが可能です。この改善により、料理の効率が向上し、キッチンでの時間がより快適なものになるでしょう。

関連記事:使いやすいキッチンを作るための6つのポイント

キッチンの設備ごとの耐用年数

キッチン設備の寿命は、日々の使い方や保守の良し悪しに大きく影響されます。ここでは、一般的なキッチン設備の耐用年数について詳しく見ていきましょう。

IHクッキングヒーター

キッチンリフォームを考える際、IHクッキングヒーターの耐用年数は重要な判断基準の1つです。一般的に、IHクッキングヒーターの交換は8〜15年を目安に考えるのが妥当です。多くのメーカーでは、耐用年数を約10年としていますが、これは部品の保持期間が生産終了後8年程度であるのが関係しています。しかし、耐用年数を過ぎたからといって必ずしも交換が必要なわけではありません。IHクッキングヒーターにヒビが入ったり、割れたりすることや、頻繁にブレーカーが落ちる、モーター音が大きくなるなどの症状が出た場合は、交換を検討するべきです。さらに、温度調節が効かなくなったり、電源が入りにくい、または全く入らない場合も、IHクッキングヒーターの交換時期を迎えている可能性が高いです。これらの症状は、内部の部品が経年劣化により損傷していることを示しており、使用を続けることで事故につながるリスクがあります。そのため、IHクッキングヒーターの不具合に気づいたら、専門家に相談し、適切なタイミングでの交換を行うことが推奨されます。

ガスコンロ

ガスコンロの状態も重要なチェックポイントです。ガスコンロは10〜15年が耐用年数とされていますが、この期間内にも不具合が発生することがあります。古くなったガスコンロでは、火がつかない、火力が安定しない、または異音が発生するなどの問題が頻繁に見られます。これらの症状は、ガス漏れや不完全燃焼など、安全に直結する重大な問題を引き起こす可能性があるため、速やかに対応しましょう。ガスコンロの火が付かない、あるいは点火後にすぐに消えてしまう場合、これは点火装置の故障やガス供給の問題を示していることが多いです。また、ガスの臭いがする場合はガス漏れの可能性があり危険です。こうした症状が見られた時は、修理や部品の交換だけでなく、新しいモデルへの交換を検討しましょう。最新のガスコンロには、高い安全性と機能性を備えたモデルが多く、使い勝手も向上しています。また、リフォームのタイミングでガスコンロを交換することで、キッチン全体の機能性と安全性が向上し、日々の料理がより快適なものになるでしょう。ガスコンロに不具合が生じた際は、これをキッチンリフォームの良い機会と捉え、適切な更新を行うことが推奨されます。

レンジフード

レンジフードの適切なメンテナンスと交換時期を理解することは、キッチンの機能性と安全性を維持するために重要です。一般的に、レンジフードの耐用年数は約10年とされています。この期間を超えると、モーターやファンの劣化が進み、異音や振動が発生することがあります。また、油汚れが蓄積し、通常の掃除では取り除くことが難しくなることも、新しいレンジフードへの交換を検討する大きな理由です。レンジフードの交換時期のサインには、ファンの回転が不自然になったり、電源が入らなくなったりなどの電気的な問題が挙げられます。さらに、レンジフード全体の油汚れがひどく、掃除しても改善しない場合は、機能低下を示しています。これらの問題は、キッチンの空気の質を悪化させ、火災のリスクを高める可能性があるため、早急に対応しましょう。新しいレンジフードへの交換は、ただ単に機能を回復させるだけでなく、エネルギー効率の改善や静音性の向上など、さまざまな最新機能をキッチンにもたらします。これにより、キッチンでの料理がより快適になり、同時に長期的なメンテナンスコストの削減にもつながります。レンジフードの交換は、キッチンリフォームを検討する際に考慮すべき重要な要素の1つです。

食洗機

食洗機は、キッチンの機能性向上に影響します。食洗機は日常的に頻繁に使用されるため、耐用年数に注意が必要です。据え置き型は約5〜7年、ビルトイン型は約10年の耐用年数が一般的です。これらの期間を超えると、給水ホースのゴムパッキンの劣化や水漏れ、電源トラブルなどの問題が頻発する可能性が高まります。食洗機の交換時期のサインとしては、水漏れや扉の開閉時の異常動作、洗浄や乾燥機能の低下が挙げられます。これらの問題は、食洗機の効率を大きく損なうだけでなく、キッチン全体の使用感にも影響を及ぼしかねません。また、電源が入りにくい、異音や振動がする場合も、内部部品の故障や劣化が進んでいる可能性があります。食洗機のリフォームや交換を検討する際は、最新のモデルに更新することで、エネルギー効率の向上、さらには操作性や洗浄力の向上を実現できます。新しい食洗機は、より静かで効率的なモデルが多く、キッチンでの作業をより快適にし、日々の生活の質を高めることが可能です。

天板

キッチンの天板は、料理の調理や食材の準備を行うエリアです。耐用年数は20年が目安ですが、耐久性は材質と使用頻度によって異なります。天板は日々の使用により傷や凹み、熱変色などのダメージを受けやすい部分であり、これらの損傷が顕著になってくるとキッチンの美観だけでなく衛生状態にも影響を及ぼすため、適切なタイミングでの交換が必要です。交換のサインとしては、天板の表面に錆、水あか、傷、ヒビが目立つようになった場合や、全体的に汚れが落ちにくくなってきたときを挙げられます。とくに、ステンレス製の天板は錆や水あかが目立ちやすく、人工大理石製の場合は熱による変色やヒビが発生しやすいです。これらの問題は見た目の悪化だけでなく、食品と直接触れる場所であるため、衛生面でのリスクも伴います。キッチンをリフォームする際は、天板の材質を選ぶことも重要です。耐熱性、耐傷性、メンテナンスの容易さを考慮して、最も適した材質を選ぶことが望ましいです。最新の材質では、より耐久性に優れ、清掃が容易で、長持ちする天板が提供されています。このように、天板の状態を定期的にチェックし、必要に応じて交換することで、キッチンの機能性と美観を保持し、より衛生的な環境で料理を楽しむことができるでしょう。

シンク

シンクはキッチンの中心的存在であり、日々の使用による損耗が避けられません。耐用年数は一般的に10〜20年程度ですが、その間に多くの物理的および化学的ダメージを負います。サビがひどくなったり、汚れが落ちにくくなったり、磨いてもくすみが取れない場合は、シンクの交換を考慮する時期かもしれません。これらの兆候は、シンクの表面が劣化していることを示しており、食品の衛生面にも影響を及ぼす可能性があります。シンクの交換を検討する際には、天板との一体感を考慮することが重要です。多くの場合、シンクは天板と一体化して設置されているため、シンクのみを交換することは技術的に難しい場合があります。そのため、シンクの交換は、天板全体のリフォームと一緒に行うことが一般的です。
また、シンクの下に水漏れが発生している場合は、構造的な問題が存在することを示しています。このような状態を放置すると、キャビネットへの損傷や床材の腐食につながり、より高額な修復が必要になることがあるので注意しましょう。したがって、上記のようなサインが見られた場合は、専門業者に相談して、適切な診断と対策を講じることが推奨されます。これにより、キッチンをより機能的かつ衛生的な状態に保つことが可能です。

キッチンをリフォームする際のポイント

キッチンをリフォームする際には、重要なポイントを抑えておくと良いでしょう。具体的には、作業のしやすさを考えたキッチンの高さ調整や、効率的な動線の確保が重要なポイントです。

最適な高さに合わせる

キッチンの高さは、作業効率と体への負担に大きく影響します。理想的な高さは、主にキッチンを使用する人の身長に合わせて設定するのが望ましいです。たとえば、腰をかがめずに快適に作業ができる高さにすることで、腰痛のリスクを減らし、長時間の調理も疲れを感じにくいでしょう。この高さの調整は、キッチンリフォームの際に重視すべきポイントの1つです。

動線を工夫する

キッチンの動線は、料理の効率を左右します。スムーズな動線を確保するためには、使用頻度の高い調理器具や食器を、取り出しやすい位置に配置しましょう。また、調理場からシンク、冷蔵庫、食器棚といった主要なスポットを結ぶ動線上に障害物がないように計画を立てることが、作業の効率化につながります。これにより、日々の料理がよりスムーズで快適に行えます。

キッチンリフォームは時期を見定めましょう

キッチンリフォームの最適な時期は、一般的に15〜20年が目安です。設備の老朽化や使い勝手の悪化、汚れや故障、水漏れといった具体的な問題が見られたらリフォームを検討しましょう。各設備の耐用年数を把握し、適切なタイミングで更新することで、より快適で効率的なキッチン環境を維持できます。また、リフォーム時には作業効率を高めるための高さ調整や動線の工夫をすることが重要です。これらのポイントを考慮して、理想的なキッチンを実現しましょう。
「隆建設」では、キッチンをはじめとする内装リフォームから外装まで幅広く承っております。日頃から使っているキッチンはあらゆる箇所が痛んできます。「素人目線では交換時期が見定められない」と悩んでいる方でもご安心ください。弊社が責任を持って状況を診断させていただきます。リフォームでお困りのことがあれば、ぜひご相談ください。

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